████が好きな物事を書きます

████(U_Plus_2588)が好きなことや好きな物について書きます。

全然日本で話題にならない動画「I Charleston ○○」シリーズの話

Youtubeに、I Charleston 〇〇(世界のどこかの都市)という動画シリーズがあります。全然話題になっているのを見たことないし、再生回数的にも人気のあるコンテンツとは言えませんが、僕はこれが結構好きで時折見ています。チャールストンというのは、アメリカの都市の名前であり、古いジャズの曲名でもあり、これら由来のジャズダンス、またはそのステップのことでもあります。最近では、日向坂46の曲「ドレミソラシド」のサビの振り付けにも使われていました。

 

 

世界各国の都市で、だいたい十数人から数十人ほどの有志が、ディキシーランド・ジャズないしスウィング・ジャズ(をエレクトロリミックスしたもの)をBGMに、チャールストンを踊る。だいたいこんな感じの動画です。一つの団体が各国に出向いて撮影してアップロードしているのではなく、その土地その土地の有志が真似ているようです。

ごきげんで軽やかなジャズを聞きつつ、世界各地の都市の風景と、楽しそうに踊っている人々を見ることができます。安心して眺めていられるので、僕の場合はもっぱらどうしようもなくモチベーションが低いときにぼけっと見ています。

Youtubeの投稿日付から推測するに、Oliv Wanという人が I Charleston Japanという動画を2009年8月30日に投稿したのがそもそもの始まりのようです。ストックホルムモンペリエ、シアトルでの動画を上げたのち、2011年にフランスのダンス団体(?)swingjammerzとコラボレーションしてI Charleston Parisをアップロードしたことから、ごく一部でミームとして火がついた、こんな流れで広まっていったようです。

www.youtube.com

www.youtube.com

 

検索すればいろんな都市がめっちゃ出てきますが、2019年7月29日現在、僕調べによると日本人によるI Charlestonの投稿はまだ無いようです。それはもう全然話題になってないので。いつか日本発の投稿がされたらいいなって思いながらこれからも時々検索していきます。

プログラミングとhtmlの適性に関する雑感

理数系ができる人はプログラミングに向いている、プログラミング言語といわれるだけあって言語だから外国語ができるなら向いている、理屈っぽい・論理的な人だからプログラミングに向いている、などの都市伝説を聞いたことがあるんですけど、僕の勘によると、プログラミングが軌道にのるまでの適性は抽象的なものが抽象的なままでも耐えられるかによるところが大きいのではないかと思います。勘で言ってますので話半分に受け取ってください。あと他にも、他者へ可能な限り正確かつ厳密に伝わる言葉選びをする、という性向または能力の有無もあると思っていますが、これについては省略しています。

一般的に初等教育は具体的で、高等教育は抽象的です。小学生ならば「りんごが1個」「豆電球が光る」だったのが高校生になると「i^2 = -1」「1Cの点電荷がひとつ」になるように、学習が進めば進むほど具体的で身の回りにある実体と実感を伴う存在から、より観念的、本質的で抽象的なものへとかけ離れていきます。しかしながら、抽象的なものをどれだけ扱えるかには個人差があり、具体的なイメージを頭に思い浮かべることができないものは扱えない、という人がそこそこいます。√2と言われたときに、√2とは二乗すると2になる数のことで……(現実世界で何かが√2個ある状態を想像しようとして頓挫、思考停止する)といった感じで、キャパシティを超える抽象度があるものは思考停止することで対処するということです。

では初心者がプログラミングを学習するときの流れがどうかというと、だいたいとりあえずHello Worldをやってみてから、変数、制御構文、関数を学んでいき……というところでしょうけど、これ初学にしては抽象度が高いと思います。Hello Worldが画面に表示できても、変数とは値を代入することができる箱のようなものと言われても、ifは条件分岐forはループ処理……だから何なのか、何ができるのか、何に役立つのか、何につながるのかを演繹することができなくないですか?プログラミングの学習、特に独学だと、その人なりに実感を伴う具体的なプログラムに結びつくまでの間に、多数の抽象的なルールを相互の関連性がよくわからないままそういうものとして覚えていかなくてはいけないのが壁になっていて、これに耐えられない人が引き返して去っていくのではないかと思います。

僕の体験では、プログラミングのレベルアップは階段をのぼるようにステップアップしていったというよりは垂直な壁をある日登りきったような感覚でした。15年ぐらい前の話ですが、なんとなくperlの学習を進めていたら、ある日突然学んでいたことが全てつながって、いきなり既存のシンプルな掲示スクリプトの全体性が見えるようになったのです。アクセスしたときに掲示板のhtmlを表示する処理、ログファイルを読み込み表示する処理、ログファイルへと書き込む処理の3つからできていて、htmlを表示するのはhello worldでも使ったprint関数だし、どの処理をするかの条件分岐はifだしログファイルを読み込み表示するのはopen関数やループ処理だし……というふうに、実感を伴い身近にある具体的なプログラムと、学習してきた抽象的なルールとが整頓されて結びついた瞬間がありました。そのように一度でも総体がなんとなく見えると、次以降はそこそこやっていけるようになりました。

一方htmlはプログラミングと比較すればわりと実感を伴う具体性が高いと思います。<title></title>の間に挟まれた文字列はそのままブックマークするときなどのタイトルになりますし、<br />とすれば画面上では改行に置き換わるといった感じで、少なくともプログラミングよりは学習したことが具体的に目の前に表示されているものとすぐ結びつくかと思います。

以上をまとめると、抽象度耐性という概念があって、htmlとプログラミングとを比べると軌道に乗るまでに必要な抽象度耐性は後者のほうが高くて、これが独習する初心者を弾く壁になっているのではないかということです。そして逆に言えば、初心者がその時学習していることが、思い浮かべる具体的なプログラムの中でどんな機能を果たしているのかが把握できる状態にあると独学が捗るのではないかと思います。

LWP::UserAgentでhttpsに接続できないのが解決してないから現時点までのメモ

一連の流れ

#!/usr/bin/perl

use strict;
use LWP::UserAgent;
use Encode;

my $ua = LWP::UserAgent->new();

$ua->agent('Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10_12_6) AppleWebKit/603.3.8 (KHTML, like Gecko) Version/10.1.2 Safari/603.3.8');
$ua->default_headers->push_header('Accept-Language' => "ja-jp");

my $url = 'https://etsuran.mlit.go.jp/TAKKEN/kensetuKensaku.do';

print decode('Shift_JIS' , $ua->get($url)->content);

こんな感じのスクリプトhttpsに接続しようとすると、

MacBook-Pro:Documents up2$perl get.pl
Can't connect to etsuran.mlit.go.jp:443 (LWP::Protocol::https::Socket: SSL connect attempt failed error:14077410:SSL routines:SSL23_GET_SERVER_HELLO:sslv3 alert handshake failure)
LWP::Protocol::https::Socket: SSL connect attempt failed error:14077410:SSL routines:SSL23_GET_SERVER_HELLO:sslv3 alert handshake failure at /Library/Perl/5.18/LWP/Protocol/http.pm line 50.

というようなエラーが発生してしまいます。検索すると、全く同じ問題についての日本語の記事が複数見つかるありがたい時代になったなと実感します。

これらのサイトによると、Crypt::SSLeay、IO::Socket::SSL、Net:SSLなどのモジュールが必要なようです。そしてこれらのインストールには、homebrewによってOpenSSLを インストールする必要があるのだと。そしてそのOpenSSLを環境変数に追加してcpan install するとエラーが出ます。

Running make install
Files found in blib/arch: installing files in blib/lib into architecture dependent library tree
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ERROR: Can't create '/Library/Perl/5.18/darwin-thread-multi-2level/Crypt'
mkdir /Library/Perl/5.18/darwin-thread-multi-2level/Crypt: Permission denied at /System/Library/Perl/5.18/ExtUtils/Install.pm line 469.

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
at -e line 1.
make: *** [pure_site_install] Error 13
NANIS/Crypt-SSLeay-0.72.tar.gz
/usr/bin/make install -- NOT OK

パーミッションが拒否されたのsudoしてみると、今度はまた別のエラーが出ます。

openssl-version.c:2:10: fatal error: 'openssl/opensslv.h' file not found
#include <openssl/opensslv.h>
^~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1 error generated.
Failed to build and link a simple executable using OpenSSL
No 'Makefile' created'YAML' not installed, will not store persistent state
NANIS/Crypt-SSLeay-0.72.tar.gz
/usr/bin/perl Makefile.PL -- NOT OK

sudoすると環境変数が変わるのかを確認したりcpan installする前にエラーがでたファイルのパーミッションを変えてみればいいのかもしれないのですが、ちょっと疲れたので今日はここまでにしておきます。あとLWP::Protocol::httpsはインストールできたのでとりあえず例にあった通りにスクリプトを書き換えて試してみましたがが、インストールする前と同じエラーが出ました。

my $ua = LWP::UserAgent->new(
ssl_opts => {
    SSL_ca_path     => '/etc/ssl/certs',
    verify_hostname => 1,
}
);

その場しのぎはできてる

URLをhttpsからhttpに変えても同じサイトにアクセス出来るので、そちらなら普通にGETが通ります。ですがSSLに接続できていないという問題は根本的に解決していないので、どうにかしたいなというところです。

あなたが眠るまではどうなっているの

人の眠り方、眠るまでの間はどんな流れなのか知りたいという話です。人によってぜんぜん違うのかとか、睡眠薬を飲む人飲まない人で違うのかとか、そもそもそんなことを意識したことがない人のほうが多数なのかとか、そこそこ気になっています。舌の置き場所どうしてる?みたいな話なのかもしれませんが。これを読んでくれた人がコメント欄やTwitterに自分はこんな感じと書いてくれたらうれしいですけど、それを起点にやりとりをやっていくのは面倒くさいという思いもあります。

僕が眠るまでの工程は基本的に以下のようになっています。

  • 翌日の予定から起きるべき時間と寝るべき時間を出して、その時間には布団の中に入るようにする。
  • 電灯を消して、1時間ぐらいで止まるプレイリストや音楽アルバムを流し、その音楽に意識を傾ける。昨夜だったらChicのアルバム。
  • 意識を傾けるといっても、なにかしらの考え事が頭に自然と浮かんできたりはする。昨夜だったら「今この瞬間ってどれぐらいの考え事できるかな?経験的にそこまで難しいことは頭に浮かばないというのはなんとなくわかっているけど、算数の問題とか作り上げて解いたりできるかな?9+10×10=……あれこれ9をうしろに持ってきて10×10+9にしたほうが複雑……でもないか109だ、じゃあ次は4つの数が出てくる式を……浮かばない、あ、ていうかChic2曲目もめちゃくちゃ格好いいな、スカスカでちゃきちゃきのギターも、オクターブの8分+16分16分のベースラインも、ギターベースドラムの全部くっきり聞こえるこのバランス超いいミックスダウンもこれほぼJamiroquaiだわもっと早くから聞いておけばよかった、Le Freakしか知らなかったけど昔の僕にChicを掘り下げていくルートあったかなあ〜)」という感じ。
  • 20代前半ぐらいまでは、実際とは頭と足の位置が逆の状態でベッド上に最初から今までいたはずだという確信に近い感覚が突然発生することがわりとあったけど、最近はあまりない。
  • 目を閉じているから測れないが布団に入ってからおそらく平均して15分ほど?で、思考らしい思考はほぼできなくて、半分夢かのようなぼんやりとしたイメージが次々と自動再生されていく状態に自分がなっていることに気づく。何回も自動再生モードを体験しているという感覚があり、この状態に入るとそろそろ眠りにつくはずだという自覚がある。
  • 昨夜浮かんでいた映像で覚えているのは、紺色のセーラー服の上から黒いマントを羽織った黒髪で背が低い女子校生がペストマスクを装着した状態で、右を向いて草原に立っているというシーン。そこからなんの脈絡もなく映像がつぎつぎと変わっていくが、なんの映像にするか意志で制御はほぼできない。「まつげが全部歯に置き換わってる人」みたいな気持ち悪い映像であることが多い気がするけど、頭に浮かぶ映像の画質と彩度と解像度が低いから厳しくはない。
  • 映像自動再生モードに入ってから3分ぐらい?(体感)で気づいたら寝ている。というか寝ることに気づけるわけはないから、起きて寝ていたことに気づく。

その日の疲れ方や眠気とかで、音楽が止まる一時間ぐらい経っても音楽に意識が傾かない&自動思考が止まらないで眠れなかったり、はたまた逆に記憶が全く残らないほど素早く眠ったりとか例外はあるんですけど、平均化するとだいたいこんな感じです。僕はこうなんですけど、じゃあ他の人ってどうなっているの?ということです。ぜひ教えてください。

ドッキリオフ会をしてきました

オフ会の内容にドッキリが含まれているということではなく、別のことをするはずだったのが、実際に行われたのはオフ会だったというドッキリです。一定の条件を満たしていると敢行することができます。

  • 相手が僕に会ってみたいと意思をしめしていること
  • 相手の住所を知っていること
  • それが行ける距離であること
  • 相手が暇であること
  • その他もろもろ突然行ってもたぶん大丈夫であること

Twitterで相互フォローの宮地くんがこれらの条件を満たしているはずなので、やってきました。

 もともとは、ツイキャスを使用してDTMの方法論を教わるという話になっていました。これは日曜日の12時ぐらいからやろうとなっていたのですが、いざツイキャスをはじめてみると実はオフ会だった、というドッキリです。ツイートにある通り宮地くんは住所を全世界に公開して後悔した過去があるので住所もわかるし、それはまあ行ける距離だし、ツイキャスをやる予定なのだからおそらく暇だし、きっとトータル大丈夫でしょうということでやってきて、無事成功しました。

日曜日の朝に天気予報を見て、現地のお昼が晴れになっていたらやろうと決めていて、朝起きてみると向こうの予報は晴れだがこちらは雨。予報では8時まで。Googlemapでルート検索した限りでは片道約300km、所要時間は4時間〜5時間ほどだったので、7時には家を出たいところ。「雨だけど昼には晴れるみたいだしまあいっか」などの考えにより、敢行することに。Twitterを見たりして少し遅れて、7時20分に家を出ました。

下道を少し進み、高速道路のインターチェンジへ。雨天時に高速道路を走るのは初めてなのでちょっとピリッとしていましたが、そこまで強い雨ではなかったこともあり、まったく問題はなかったと言えるレベルでした。ひとえにこれもワークマンが6000円ほどで売っている最強のレインコートのおかげです。

 いくらか何かしらありましたが、休憩時間を含めて計3時間ほどで目的地のICにつきました。ヒヤッとしたことのひとつは、PAから本線に戻るときにヘルメットの紐の止め忘れがあったことです。風圧でヘルメットが押されるし、高速道路だから停めるわけにもいかないしで、片手でなんとか紐を留めようと運転しながらやっていた時嫌な緊張をしてました。あと、事故で渋滞があったりとか、なぜだかやたら獣の匂いがする区間があったりとかはしましたけど、結果としては何事もなかったです。高速を降りてから宮地ハウスまでは40分ぐらいで、国道やら県道やらをすいすい進んでいくと体感的にはわりとすぐに到着しました。そりゃあ3時間高速乗ってたからそう感じてあたりまえなんですけど。

宮地ハウスのすぐ近くの郵便局についたときが11時40分。少々Twitterのタイムラインを確認して、ツイキャスを開きます。

 閲覧者が何人かきて、今日は暑いですねーこれから宮地くんにDTMを教わるんですよーみたいな話をしていると、宮地くんのコラボ申請がきたので承認し、適当なことを言います。

「宮地くんそっちって今晴れてます?」

「晴れてますね」

DTM教わる前にお願いがあるんだけど、家の近くに郵便局ありますよね?その写真を撮ってくれませんか?」

「え、いいですけどなんでですか」

「えーっとそれは後で説明するんでとりあえず今撮れます?」

「あーわかりました。じゃあちょっと撮りに行きます」

「ありがとう!」

「郵便局つきましたけどコレどこから撮ればいいんですか?」

ここまで話したところで、郵便局の陰からのぞいてみると、スマホを郵便局にむけて構えた男が横断歩道の向こう側にいます。

「宮地くん、郵便局のそばに人がいるのわかる?それ僕(と言って手を振りながら近づく)」

「はあ!?」

「はい、というわけでドッキリオフ会でしたー」

「いやいやちょっと待ってくださいよ。えー、マジっすか。はー。え、これどーすんの……(目を合わさずしゃべる)」

 「まーなんとかなるでしょ、最悪教わるの別日でもいいんだし」

「いきなり来られても困りますよ、ていうかなんでこんなクソ田舎までわざわざ来たんですか、どれぐらいかかったんですか」

「4時間ぐらい。面白いかと思って」

「いやいや頭おかしいでしょ……」

「じゃあ早いのですがそんなわけで合流したのでこのへんでツイキャスは終わります」

 という感じでドッキリオフ会がはじまりました。そうしたのにも一応理由があって、数ヶ月前や一週間前にオフ会の予定を体調不良でドタキャンしていたので、人間と会う予定があるとそのプレッシャーで体調が悪くなるのではないか、突然行ったほうが成立する可能性が高いのではないかと思ったからです。ちなみに、ツイキャスを聞いていた人によると「ウケる」「これからDTM教わるのに車の音がめっちゃするから変だと思った」「おれだったらGoogleMapのストリートビュー送るわ」といった感じのコメントががありました。宮地くんは軽いパニックになっていて、DTMどうすんの?パソコンをディスプレイごとこっちに持って来るの?どこでやんの?とうろたえていましたが、ちょっとなんやかんや話した結果、宮地くんの部屋にお邪魔して機材やパソコンを実際にいじりつつやることになりました。

 宮地くんの部屋は、汚かったです。具体的にどういう状況か描写はしませんが、自分でいうだけありました。とは言ってもDTM教わるのに支障はないので問題はなかったです。作った曲のファイルを開いて、ここではこういう編集していてこういうエフェクトかけて、するとこうなる〜とか、その他機材をいじってみたりとか、使っていない本や機材をもらったりとかしているうちに13時半過ぎとなっていてお腹も減ってきたので、徒歩1時間ぐらいの位置にある寿司屋に行くことになりました。

 とにかくネタが大きい寿司屋で、美味しくてよかったです。人気店のようで、僕らの前に10人ぐらい並んでいて「お名前と人数は」「宮地です、二人です」と僕が答えるなどのやりとりもありました。食べ終わってまた家の前まで戻ってきた頃にはもう15時ぐらいになっていて、帰宅に片道4時間ぐらいかかるので早いのですがここらでお別れとなりました。じゃあまたねと言い終わったその瞬間に背中を向けて家の中へと去っていったのが印象的で、いかにもASDっぽい終わり方だなと思いました。

帰り道は、行きと完全に同じルートにしておきました。多少遊びをこめて別ルートを使いたい気持ちもありましたが、あまり無茶はしないほうがいいので。さすがに行きより疲れやすくなっていたので、休憩も多めにとりつつ帰っていきました。日帰り600kmをやってわかった知見としては、どうやらレインコートを着ていたときのほうがエンジンから手足へ伝わる振動が少しはマシになるっぽい、でも時速100kmあたりからは基本的に振動がきびしいということなどがあります。SAで降りて休みはじめたら、手がジーンと揺れてる感覚が5分ぐらい残っていたりします。高速道路で100km巡行したいのであれば、4気筒か大型バイクにしといた無難なのかな?という感じです。

山あいの霧雨の中を突っ走っていき、18時ごろに家まであと100kmぐらいとなりました。風で首をもっていかれるので、あまり左右の景色を楽しむゆとりとかはありませんが、夕暮れのジャンクションの風景とかは良かったと思います。東京へと向かう車たちで多少道が混雑してきてまた渋滞の表示があったりもしましたが、全体を見ればつつがなく家へと帰ってくることができました。19時50分に家についたので、行きより30分遅いですが、多めに休んだしまあこんなもんでしょう。ドッキリオフ会はこんな感じで万事無事に済みました。かなり疲れましたが、やってみてよかったとは思います。

Twitterに上げた画像から自宅アパートを特定されるまで

さすがに怖いですよね。以前書いた記事では実際特定されてもそこまで問題は起きていなさそうと言いましたが、インターネットに顔出し名前出しをしている人はそこそこいても、自宅を出している人というのはほとんど見たことがありません。各自、必要に応じて適切に自衛してください。先に対策を書きますと、ときおりフェイク情報を織り交ぜるのがよいと思います。

up2.hatenadiary.jp

今回の特定と記事の公開は、同意の上で行われています。この記事の作成自体は1月に完了してまして、この3月で大学を卒業し、家を引き払ったので公開されました。以下、どのような流れで至ったのかを書きます。

特定されたのは、Twitterで相互フォローの関係にあるこちらの方です。

twitter.com

染谷さんとコミュニケーションをしていたところ、ネットストーカー検定一級をもつフォロワーからバイト先を特定されたことがある、というような話になりました。それが先程リンクを張った特定の記事の公開からタイムリーだったのもあり、じゃあ僕もやれるだけやってみますねという流れになりました。返事は「はーいwできたら教えてください〜美味しい店なんでよければ来てください」ぐらいの軽いノリです。そしてやってみたらこんな斜め上の結果に至りました。その時点で僕が染谷さんについて知っていた情報はこちらです。

  • 学業のため実家を出て一人暮らし中
  • 渡り廊下が崩壊した大学に在学
  • 居酒屋でアルバイトをしている

結果を踏まえて言うと、この3点とTwitterの遡りがあれば染谷さんの自宅は特定できたということになります。読み進める前にすこし染谷特定チャレンジをしてみてもいいかもしれません。

とりあえず本人の発言は全て真実と仮定して進めてみましょう。まず、渡り廊下が崩壊した大学にいるということ。ニュースにもなっていましたけど、一応検索してみます。

f:id:U_Plus_2588:20180121212354p:plain

茨城県つくば市にある筑波大学ですね。インテリかよ。つづいて、居酒屋の手がかりになりそうな画像はないものかと染谷さんの投稿した画像を眺めてみます。

f:id:U_Plus_2588:20180121223443p:plain

f:id:U_Plus_2588:20180121223524p:plain

f:id:U_Plus_2588:20180121223559p:plain

f:id:U_Plus_2588:20180121224135p:plain

f:id:U_Plus_2588:20180121223802p:plain

うまそうなもんめっちゃ食ってんな。それはさておき、ある程度遡ってみても、直接居酒屋の手がかりになりそうなこれという画像はわかりませんでした。食べ物や空や猫など、差し障りのない健全なTwitterの使い方をしているという感じです。もしかしたら、筑波大学周辺の居酒屋をリストアップして、メニューやお酒の品揃えと、まかない飯等との画像とを照らし合わせていけばわかったりするのかもしれませんが。

しかしながら、特徴的な画像が複数ありました。鉄塔が写っている空の写真です。

同様の場所から撮られたと思しき写真は複数あり、周りの建物や風景の写り具合から、これは少し高さのある自宅のベランダ的なところから撮影されたのではないか?という推測がたちました。なかでもよく景色が見えたのは、スクリーンショット三枚目、一番右下の空の写真です。

 左手に茂みに囲まれた鉄塔、その手前には電柱、中心には白壁で左上と右下に窓(?)がある建物、右手には茶色っぽい外壁で三角屋根の建物。Googleストリートビューで、筑波大学周辺の鉄塔と同じような位置関係にある地点を見ていけば、どこかに一致する光景があるかもしれないという発想が生まれました。検索してみます。

 

f:id:U_Plus_2588:20180122195846p:plain

わかんねえ。航空写真ならどうでしょう。

f:id:U_Plus_2588:20180122200118p:plain

……。拡大すれば、写ってはいます。でも、筑波大学周辺に土地勘があるわけではないので、全体の位置関係があまり把握できません。記号として地図上に鉄塔を表示させたりできないものか?

f:id:U_Plus_2588:20180122201819p:plain

http://tower.30maps.com/map

できました。というか、まさにこれというものがありました。この鉄塔が左前方に位置する地点をストリートビューで見ていけば、特定できるのではないでしょうか。

f:id:U_Plus_2588:20180122204059p:plain

f:id:U_Plus_2588:20180122204410p:plain

まず一箇所。茂みと鉄塔はありますが、他の建物は一致していなさそうです。他の地点も見てみましょう。

f:id:U_Plus_2588:20180122204917p:plain

 

f:id:U_Plus_2588:20180122204951j:plain

ありました。ということで、本人に伝えておきます。

f:id:U_Plus_2588:20180122205817p:plain

怖いですね。のちに「特定されるとしたらこんな写真かな〜と思っていたけど、まさか本当にできるとは……」というようなことを言っていました。そういう感じで、やろうとすれば意外とできてしまうようです。ここにフェイクが混ざっているとだいぶ難しくなると思うので、たぶんそうしておくといいと思います。各位お気をつけてください。ちょうど新生活開始シーズンですしね。

アイドルのライブを再び見てきました

up2.hatenadiary.jp

一ヶ月前にMIGMA SHELTERというアイドルグループのワンマンライブを見てきた感想は上記のブログに書いたとおりなのですが、再びライブに行ってきました。前回のライブでツアーファイナルが一本追加されたという発表があり、今回はその「ORBIT TOUR 2018+ @渋谷WOMB」に行ってきたということです。でも、今回はこのライブ自体の感想はあまり書けていません。

前回は、ライブ終わりの高揚感のまま一言二言なにか言って写真を撮れたらいいなという気持ちになったんですけど、開演前の物販でもうそのチェキ券が売り切れてしまっていて、その反省を活かして今回は開演前物販から行くことにしました。

14時から開演前物販が始まるので、ちょい前に着ければいいかなと思ったんですけど14時ちょうどに渋谷に着きました。会場はWOMBというクラブで、またも道玄坂のラブホ街のなかにあります。駅から10分ほど歩くとついて、入り口の方に延びてる列に並びました。そのまま流れに乗って進みながら待っていると、スタッフさんの声が響きました。

f:id:U_Plus_2588:20180212202423j:plain*1

「ヨネコチェキ券完売でーす!」つづけて「コマチ完売しました!」と言っていて、今日のライブでMIGMA SHELTERから卒業するヨネコ(赤)と、コマチ(藤色)のふたりのチェキ権が僕の前に折り返し三列ぐらい残してる時点で売り切れていました。卒業するヨネコが即完するのはわかるけど、コマチも10分遅れただけでこうなるぐらい人気なの!?セイセイのチェキ券買えんの!?となりましたが、なんとか無事買うことができました。今日は同行者がいるので、いったん外にでて何かしらを食べて待つことにします。

 

 15時半に落ち合う予定だったんですけど、この人がなんというかそそっかしい人でして。忘れ物をしない、電車の乗り換えミスをしない、遅刻をしない、この三つを同時にこなせる確率が異常に低く、今日も忘れ物をした上で遅れてきました。ストロングゼロを飲みながら待ってたんですけど、そのことを言ったら、「酒臭っ!本物のオタクじゃねーか」と言われました。開演してから10分後ぐらいに入場すると、もうそこは超満員の熱気に溢れた空間で、ミグマシェルターと同事務所に所属する姉グループにあたる、There There Theres(旧BELLRING少女ハート)のライブが始まっていました。

 

 ツイートしたとおりで、今回ライブに行きはしましたけど、アイドルたちのパフォーマンスを見聞きできたかというと、あんまりできていないというのが実際のところです。どちらかというとオタクたちを味わった量のほうが多いです。僕の身長が160cmというのもあって、胸から下はほぼ全く見えません。背伸びすれば見える割合が3:7ぐらいにはなるんですけど、ずっとしているのも厳しいです。ただ、会場はクラブだけあって、音響はとても良いです。

ストロングゼロを飲んで身体が適度にふらつく程度に酔った状態と、物理的に身体が持ってかれるクラブのスピーカーの低音との相乗効果がとても良いというのはありました。ただそれも、すさまじいオタクの鬨の声でいくらか打ち消されているという感じです。この曲のこの部分ではこう唱える、一緒にメロディを口ずさむ、跳ね回る、そういうのが全部できあがってるんですよね。ですから、楽曲とオタクを聞ける割合も4:6〜6:4ぐらいかなという感じでした。さらに、身体の向きを変えてられないレベルの押しくらまんじゅう状態で、しかも動き回るから身体めっちゃもってかれるし空調が強く効くまでの間酸素もあきらかに薄いしで、なんというか楽しむものというよりは試練という性質のものだった、という感覚です。なお同行者は試練にふるい落とされて、前線から離脱していました。僕の前に居た人はそんな中でも写真を取り続けていて、屈強ですごいなと思いました。次回行くのであれば、何としてでも最前列か最低でもその一個前ぐらいを位置どらないとライブ体験がかなり薄まってしまうなという感じです。

全体的にそんなんだったので、ライブパフォーマンスがこうだったああだったという感想を述べられるほどの体験をできていません。ざっくり紹介しますと、一番手ゼアゼアは黒い羽がついたセーラー服を着て、60~80年代風サイケ・パンクっぽいサウンドで歌って踊る、二番手ゆるめるモはつなぎ姿にニューウェーブサウンドで……と聞いていたはずが、無国籍民族風衣装みたいな姿で、ももクロ〜でんぱ組以降の今風の超展開するアイドル楽曲ををお送りしているという印象でした。DJ後藤まりこは、DJしながら曲に合わせて叫んだり煽ったりマイクもったまま客の上にダイブしたり、後藤まりこだなあという感じでした。ミグマシェルターがどんなんかについては前の記事に記した通りですが、今回は圧倒的に見聞きできた情報が少なくて、前回とは違ってここがどうだったとかはあまりありません。アンコールでメンバーが水着姿で出てきたりはしていたというのはありましたけども。

でも、前回とは異なる明確な体験がひとつだけあって、それは人生で初めてアイドルとチェキを撮るという行為をしたことです。アンコールが終わったあと、スタッフのアナウンスに従って特典会の列が作られました。ゆるめるモは1Fのラウンジ、ミグマシェルターはフロア前方にメンバー全員との集合チェキ、左手に向かってメンバー個別チェキ、各位並べとなったので、セイセイ列にて先回しになっている集合チェキが終わるのを待ちます。体感的にはそんなに待つこともなく、すぐに個別チェキがはじまりました。実際どんな流れでどんなお作法で進んでいくのかよく知らなかったんですけど前の人たちを見るに、券を渡す→撮影準備までのあいだちょっとだけ喋れる→撮影する→チェキに書き込む等の間ちょっとだけ喋れるという流れのようでした。近くで見るアイドルの子たち、インディーズと言えどもなんやかんや可愛いです。たぶん顔の造形そのもの云々よりも、化粧が研ぎ澄まされているんだと思います。それはメイクスタッフがいるのか、人に見られまくると化粧の方法論がどんどん向上してゆくのかはわかりませんが。

そんなうちに僕の番になり、券をセイセイに渡すと「わ〜来てくれてありがとう!」とにこやかかつフレンドリーに微笑んできて、あ、やばい、これ心持ってかれて好きになりかねないやつだ、10代とか20代前半とかだったらあぶねえな、となりました。女性全般に対して、女!顔や仕草が可愛い!好き!性の対象!気を抜くとあの子の顔が浮かんでくる!といった具合に思考が直列しないように、普段は「わーあの女の子は可愛いな、赤ちゃんとか子猫のように可愛いなー」というカテゴライズに認知を寄せている向きがあるんですけど、それを突き破ってドキッとなってしまう可愛さでした。写真で見ても動画で見てもライブで見ても可愛いなとは思っていたんですけど、対面の凄みは下手したら何を言うかも飛んでしまうぐらいのものでした。ブログに書いて整理してなかったら、一ヶ月のライブもに来た、すごい良かったから一言二言声をかけて写真を撮りたいという気持ちになった、これからも頑張ってくださいというようなことも言えなかったかもしれません。すると「初めてきてくれたの?わあありがと!どう撮る?してほしいポーズとかある?」というようなことを言われて、これについては何も考えてなかったので、自己紹介のときにしているポーズをしてもらいました。撮影が終わり、チェキにに日付と宛名を書いて渡されて、最後に「時間なくてあまり話せなくてごめんね〜また来てね!」と手を握られて初めてのチェキ体験は終わりました。

f:id:U_Plus_2588:20180212223556p:plain

とりあえずチェキを撮ってみてえという一月からのタスクは完了しましたし、セイセイはとてもかわいく人当たりもよくて良かったんですけど、これ分別があまりないお年頃に体験していたら、なかなかの甘い毒じゃないかなということはかなり思いました。知り合いにそこそこ人気の風俗嬢の人が居るんですけど、その人がよくやっているのと同じような雰囲気が出ているんですよね。というのは、この人は自分に好意をもっているのではないか、この人は自分が来たことを喜んでいる嬉しがっている楽しんでいる、そう思わせるような絶妙な接し方がご提供いたされるということです。擬似恋愛が売り物というレトリックは良く聞いたものですが、疑似承認という感じでしょうかね。ほっておいても勝手に得られるわけではあまりない、とても可愛い女の子から恋愛対象として承認されているかのような雰囲気を1000円で1分ほど得られるというのは、実はコストパフォーマンスが良いのかもしれないです。なんとか人生で疑似じゃないのを得られてきた経験があるからよかったものの、まだないうちにそっちに踏み入れていたら深い沼にハマってしまったのだったのだろうなという感じです。

なるほどそりゃあこの擬似恋愛や疑似承認が得られるのであればキャバクラにもアイドルにも風俗にも行くやついるわ、という納得が生まれました。TVで見るにメジャーアイドルのAKBとか乃木坂とかの握手会なんかだと10秒ぐらいで剥がされてるっぽくて、こう客観的にみるとよくやるなあという思いもありますが、女相手に1000円2000円おごってるだけと考えればままあることでもあるなあとも思います。より深く、毎月給料の何割かを貢いで、自分がいかに真摯に応援しているのかという実感を得ながら、あわよくば1ミクロンぐらいの確率で自分と何かあるのではないかという期待を抱く、そういう祈りのようなムーブもそりゃあ発生するだろうなという感じです。恋愛感情を持つと脳内麻薬が出るというのは聞いたことがありますが、それならば擬似恋愛を売り物にしているのって薬の売人みたいなもんなんですかね。

このライブの次の日には、地下も地下なアイドルのライブのお手伝いをしてきてました。5組出演してるけど1組を除いて自分の出番以外は物販までずっと楽屋にこもりきり、でもTwitterには○○さんと共演させてもらいました〜みたいなお互いに写真をアップしていて、社交でした。前日の1/20ぐらい規模のライブなのですが、こちらでも物販で経済が行われていました。これはロックバンドでライブハウスに出演した経験がある人ならえっとなると思うんですけど、一番物販が売れていないグループでも、収支は5000円ほどのプラスとなっていました。あと、ただ単に顔が良い子ほど客が群がるというわけでもなく、ステージ上で激情的なパフォーマンスを繰り広げている人ほど人気という感じでした。さらに知ったのは、まあ例外もあるんでしょうけど、チェキのアイドル:運営の取り分が7:3ということで、これ前述の風俗嬢の人のお店との取り分と同じということでした。てことは、昨日のキャパ600人の箱が満員になり計15人が出演するライブなら、一人あたりだとたぶん40〜60人ぐらいとはチェキ撮ってそうなんで、取り半だとしても……やめときましょうか。

ご覧の通りで、1度チェキに踏み入れてみるとライブが良かった云々は吹き飛んで、可愛さにやられてやばいという面がかなり大きいことがわかりました。その先に広がるのはより深い沼だということが流石にわかっているはずなので、のめり込むことはまずないでしょうけども。ところで、この記事のエンディングテーマに紹介したいのが、MIGMA SHELTERのDeeperという一曲です。

朝まで食べ尽くして
沼にて Deeper Deeper 
夢見る暇も無いくらい
眠るの Deeper Deeper Deeper...

 

www.youtube.com

*1:※この写真は前回のです。