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ドッキリオフ会をしてきました

オフ会の内容にドッキリが含まれているということではなく、別のことをするはずだったのが、実際に行われたのはオフ会だったというドッキリです。一定の条件を満たしていると敢行することができます。

  • 相手が僕に会ってみたいと意思をしめしていること
  • 相手の住所を知っていること
  • それが行ける距離であること
  • 相手が暇であること
  • その他もろもろ突然行ってもたぶん大丈夫であること

Twitterで相互フォローの宮地くんがこれらの条件を満たしているはずなので、やってきました。

 もともとは、ツイキャスを使用してDTMの方法論を教わるという話になっていました。これは日曜日の12時ぐらいからやろうとなっていたのですが、いざツイキャスをはじめてみると実はオフ会だった、というドッキリです。ツイートにある通り宮地くんは住所を全世界に公開して後悔した過去があるので住所もわかるし、それはまあ行ける距離だし、ツイキャスをやる予定なのだからおそらく暇だし、きっとトータル大丈夫でしょうということでやってきて、無事成功しました。

日曜日の朝に天気予報を見て、現地のお昼が晴れになっていたらやろうと決めていて、朝起きてみると向こうの予報は晴れだがこちらは雨。予報では8時まで。Googlemapでルート検索した限りでは片道約300km、所要時間は4時間〜5時間ほどだったので、7時には家を出たいところ。「雨だけど昼には晴れるみたいだしまあいっか」などの考えにより、敢行することに。Twitterを見たりして少し遅れて、7時20分に家を出ました。

下道を少し進み、高速道路のインターチェンジへ。雨天時に高速道路を走るのは初めてなのでちょっとピリッとしていましたが、そこまで強い雨ではなかったこともあり、まったく問題はなかったと言えるレベルでした。ひとえにこれもワークマンが6000円ほどで売っている最強のレインコートのおかげです。

 いくらか何かしらありましたが、休憩時間を含めて計3時間ほどで目的地のICにつきました。ヒヤッとしたことのひとつは、PAから本線に戻るときにヘルメットの紐の止め忘れがあったことです。風圧でヘルメットが押されるし、高速道路だから停めるわけにもいかないしで、片手でなんとか紐を留めようと運転しながらやっていた時嫌な緊張をしてました。あと、事故で渋滞があったりとか、なぜだかやたら獣の匂いがする区間があったりとかはしましたけど、結果としては何事もなかったです。高速を降りてから宮地ハウスまでは40分ぐらいで、国道やら県道やらをすいすい進んでいくと体感的にはわりとすぐに到着しました。そりゃあ3時間高速乗ってたからそう感じてあたりまえなんですけど。

宮地ハウスのすぐ近くの郵便局についたときが11時40分。少々Twitterのタイムラインを確認して、ツイキャスを開きます。

 閲覧者が何人かきて、今日は暑いですねーこれから宮地くんにDTMを教わるんですよーみたいな話をしていると、宮地くんのコラボ申請がきたので承認し、適当なことを言います。

「宮地くんそっちって今晴れてます?」

「晴れてますね」

DTM教わる前にお願いがあるんだけど、家の近くに郵便局ありますよね?その写真を撮ってくれませんか?」

「え、いいですけどなんでですか」

「えーっとそれは後で説明するんでとりあえず今撮れます?」

「あーわかりました。じゃあちょっと撮りに行きます」

「ありがとう!」

「郵便局つきましたけどコレどこから撮ればいいんですか?」

ここまで話したところで、郵便局の陰からのぞいてみると、スマホを郵便局にむけて構えた男が横断歩道の向こう側にいます。

「宮地くん、郵便局のそばに人がいるのわかる?それ僕(と言って手を振りながら近づく)」

「はあ!?」

「はい、というわけでドッキリオフ会でしたー」

「いやいやちょっと待ってくださいよ。えー、マジっすか。はー。え、これどーすんの……(目を合わさずしゃべる)」

 「まーなんとかなるでしょ、最悪教わるの別日でもいいんだし」

「いきなり来られても困りますよ、ていうかなんでこんなクソ田舎までわざわざ来たんですか、どれぐらいかかったんですか」

「4時間ぐらい。面白いかと思って」

「いやいや頭おかしいでしょ……」

「じゃあ早いのですがそんなわけで合流したのでこのへんでツイキャスは終わります」

 という感じでドッキリオフ会がはじまりました。そうしたのにも一応理由があって、数ヶ月前や一週間前にオフ会の予定を体調不良でドタキャンしていたので、人間と会う予定があるとそのプレッシャーで体調が悪くなるのではないか、突然行ったほうが成立する可能性が高いのではないかと思ったからです。ちなみに、ツイキャスを聞いていた人によると「ウケる」「これからDTM教わるのに車の音がめっちゃするから変だと思った」「おれだったらGoogleMapのストリートビュー送るわ」といった感じのコメントががありました。宮地くんは軽いパニックになっていて、DTMどうすんの?パソコンをディスプレイごとこっちに持って来るの?どこでやんの?とうろたえていましたが、ちょっとなんやかんや話した結果、宮地くんの部屋にお邪魔して機材やパソコンを実際にいじりつつやることになりました。

 宮地くんの部屋は、汚かったです。具体的にどういう状況か描写はしませんが、自分でいうだけありました。とは言ってもDTM教わるのに支障はないので問題はなかったです。作った曲のファイルを開いて、ここではこういう編集していてこういうエフェクトかけて、するとこうなる〜とか、その他機材をいじってみたりとか、使っていない本や機材をもらったりとかしているうちに13時半過ぎとなっていてお腹も減ってきたので、徒歩1時間ぐらいの位置にある寿司屋に行くことになりました。

 とにかくネタが大きい寿司屋で、美味しくてよかったです。人気店のようで、僕らの前に10人ぐらい並んでいて「お名前と人数は」「宮地です、二人です」と僕が答えるなどのやりとりもありました。食べ終わってまた家の前まで戻ってきた頃にはもう15時ぐらいになっていて、帰宅に片道4時間ぐらいかかるので早いのですがここらでお別れとなりました。じゃあまたねと言い終わったその瞬間に背中を向けて家の中へと去っていったのが印象的で、いかにもASDっぽい終わり方だなと思いました。

帰り道は、行きと完全に同じルートにしておきました。多少遊びをこめて別ルートを使いたい気持ちもありましたが、あまり無茶はしないほうがいいので。さすがに行きより疲れやすくなっていたので、休憩も多めにとりつつ帰っていきました。日帰り600kmをやってわかった知見としては、どうやらレインコートを着ていたときのほうがエンジンから手足へ伝わる振動が少しはマシになるっぽい、でも時速100kmあたりからは基本的に振動がきびしいということなどがあります。SAで降りて休みはじめたら、手がジーンと揺れてる感覚が5分ぐらい残っていたりします。高速道路で100km巡行したいのであれば、4気筒か大型バイクにしといた無難なのかな?という感じです。

山あいの霧雨の中を突っ走っていき、18時ごろに家まであと100kmぐらいとなりました。風で首をもっていかれるので、あまり左右の景色を楽しむゆとりとかはありませんが、夕暮れのジャンクションの風景とかは良かったと思います。東京へと向かう車たちで多少道が混雑してきてまた渋滞の表示があったりもしましたが、全体を見ればつつがなく家へと帰ってくることができました。19時50分に家についたので、行きより30分遅いですが、多めに休んだしまあこんなもんでしょう。ドッキリオフ会はこんな感じで万事無事に済みました。かなり疲れましたが、やってみてよかったとは思います。