全然日本で話題にならない動画「I Charleston ○○」シリーズの話
Youtubeに、I Charleston 〇〇(世界のどこかの都市)という動画シリーズがあります。全然話題になっているのを見たことないし、再生回数的にも人気のあるコンテンツとは言えませんが、僕はこれが結構好きで時折見ています。チャールストンというのは、アメリカの都市の名前であり、古いジャズの曲名でもあり、これら由来のジャズダンス、またはそのステップのことでもあります。最近では、日向坂46の曲「ドレミソラシド」のサビの振り付けにも使われていました。
日向坂46の曲ドレミソラシドのサビの足の振り付けは、チャールストンという名前の(ジャズ)ダンスのステップ。 https://t.co/EJs0uq4CS0
— ████ (@U_Plus_2588) July 29, 2019
James P Johnson The Charleston 1925 https://t.co/1ZvDEWNY5V
— ████ (@U_Plus_2588) December 2, 2016
チャールストンというのはアメリカの地名かつダンス(のステップ)かつそのための曲の名前で、原曲はこれです。このバージョンはラグタイムのピアノ曲です。
世界各国の都市で、だいたい十数人から数十人ほどの有志が、ディキシーランド・ジャズないしスウィング・ジャズ(をエレクトロリミックスしたもの)をBGMに、チャールストンを踊る。だいたいこんな感じの動画です。一つの団体が各国に出向いて撮影してアップロードしているのではなく、その土地その土地の有志が真似ているようです。
I Charleston Tel Aviv - סווינג בתל אביב https://t.co/oYvEF58YuJ @YouTubeさんから
— ████ (@U_Plus_2588) December 2, 2016
ごきげんで軽やかなジャズを聞きつつ、世界各地の都市の風景と、楽しそうに踊っている人々を見ることができます。安心して眺めていられるので、僕の場合はもっぱらどうしようもなくモチベーションが低いときにぼけっと見ています。
Youtubeの投稿日付から推測するに、Oliv Wanという人が I Charleston Japanという動画を2009年8月30日に投稿したのがそもそもの始まりのようです。ストックホルム、モンペリエ、シアトルでの動画を上げたのち、2011年にフランスのダンス団体(?)swingjammerzとコラボレーションしてI Charleston Parisをアップロードしたことから、ごく一部でミームとして火がついた、こんな流れで広まっていったようです。
I charleston Paris https://t.co/mQ1dShI8Oc そして先程テルアビブ(イスラエル)のバージョンをツイートしましたが、I Charleston〜(踊)シリーズの元祖はこれで、charleston(曲)がジャズバンドに演奏されています。
— ████ (@U_Plus_2588) December 2, 2016
検索すればいろんな都市がめっちゃ出てきますが、2019年7月29日現在、僕調べによると日本人によるI Charlestonの投稿はまだ無いようです。それはもう全然話題になってないので。いつか日本発の投稿がされたらいいなって思いながらこれからも時々検索していきます。